日本個別指導ブログ

【西新井教室】 社会科の学習について

2022年4月22日

みなさんこんにちは。西新井教室の和久津です。

ゴールデンウィークが近づいてきています。日本個別指導では、4月29日(金)~5月5日(木)の期間においてお休みをいただきます。この期間のお問合せに対する対応が5月6日(金)以降となってしまいますので御注意ください。

さて、今回は社会科の学習についてお話したいと思います。

社会科といえば、「暗記」というイメージが強く、地理であれば各国の生産品目や、輸出入品目を覚えたり、歴史であれば年号を覚えたり、人物名を覚えたり・・・・。公民ならば憲法の条文を覚えたり、国会や内閣の仕事を覚えたり・・・。

とにかく覚えて、それをそのままテストで書くことができれば点数が取れるイメージでした。

しかし、近年の社会科のテストは暗記すれば解くことができるといった問題よりも、意見を書いたり、表やグラフから分かる事を書いたり、なぜそのようになるのか理由を書いたりといった、思考力を試すような問題が増えつつあります。

例えば、昨年度のある中学校の地理のテスト問題には、「ブラジルの輸出品目のグラフから読み取れることを書きなさい」といった出題があったり、歴史のテスト問題には、「第一次世界大戦時における米価が急上昇した理由を書け」といった出題がありました。

教科書に完全な答えが書かれていないような問題です。

では、どこに答えがあるのか?どのように学習していけばいいのか?

実は、思考力を試すような問題に対する答えは、学校の授業中で学習することがほとんどで、社会科の先生が作ったプリントや、板書(黒板に書く)でノートに書くものが多く、場合によっては、先生が言うだけで、何も形に残さないパターンもあります。

そして、授業中に、「なぜそうなるのか考えて書いてみましょう。」といった、自分自身の意見や、理由を考えるような学習方法をとる先生もいると思います。

そのような授業の内容が、テストによく出ます。

つまり、授業中に、「つまらない」と思わずに、きちんと話を聞くこと。与えられた課題に対して自分自身の理由や意見を考え、授業に積極的参加をすること。そして、テスト前は学校で学習したプリントやノートをきちんと振り返ること。そして必ず教科書を繰り返し読むこと。これが社会科の学習方法で大切な点であると思います(まぁ、どの教科もこの学習方法は大切ですが・・・)

特に教科書を繰り返し読むことは、用語を覚えるという点でとてもよいツールです。

ただただ「覚えればいい!暗記すればいい!」といった意識だけで学習するのではなく、「なぜだろう」といった、原因や理由を考えながら学習することが大切です。

西新井教室の社会科の授業は、「なぜだとおもう??」が連発します(笑)

生徒の皆さんに考えて欲しいからです。答えのみを教える授業では、思考力は養えません。

学校の授業でも、ぜひ上記のことを意識して欲しいと思います。