日本個別指導ブログ

【南千住教室】1月④教室長の大学生活

2022年1月24日

こんにちは

南千住教室の鍵谷です。

 

今日はほかの教室のブログにもありますように、教室長の紹介をしたいと思います。といっても、他の方のようにそんなにすごい経歴などないので退屈するかもしれませんが、ぜひお付き合い下さい。

 

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とりあえずバリバリの文系です。数学の学習は高1で週2回、高2で週1回しかなく、数学とは高校時代に一気に疎遠になりました。また、理科は高1までしかなく、こちらも一気に見知らぬ他人へ…。数学、理科は教科書の半分も進んでいなかったと思います。その分国語、英語、社会の学習に力が入ったコースで、どっぷりと文系科目に浸りました。

大学は法政大学経営学部に入学し、主に大学1、2年は経営学の基礎を一通り学びました。進学したかった学部なので、経営学というのが非常に面白く、またこの学問を通じ社会とのつながりを感じるようになりました。読書も多くすることができ、特にシュンペーターやアダム・スミスなど古典に触れることができた重要な時期でした。

そして、いつしか将来を考え経済学へ軸足を置くようになりました。ここで「再会」したのが何と(!)あの数学です。ご存じのように、経済学は数学を使う学問ですので、どうしても理解しなくてはなりません。大学3、4年から大学院卒業まではほぼ毎日経済数学(他には英語、経済学、金融論)と格闘です。

特に自分の興味のあった分野は統計・計量経済学、国際金融だったのでなおさらでした。文系畑を歩んできた自分にとって数学(特に大学で学ぶ経済数学)は目の前に大きく立ちはだかり、くじけそうになったこともありましたが、他大学の理系の友人や先輩、教授のサポートもあり何とかやり遂げることができました。そういえばゲーム理論は面白かったです。

修士論文のタイトルは「ケニアの金融と金融深化」というもので、ケニア経済を数学と計量経済学的手法を用いて分析しました。自分の予想通りの結果が出ず、こちらもアドバイスなどを頂きながらプログラムを組んだり、英語論文などの読みこみを進めました。そして修士の2年間をフルに活用し論文をついに完成させました。経済学を主に学んだのですが、学位は「経営学修士(産業・経済)」を頂きました。

大学入学前はこんな学生生活になるとは思っていなかったのですが、非常に中身の濃い6年間でした。経営学、経済学といった分野は多岐にわたる分野です。ぜひ進学された皆さんがそこで興味のある分野と出会い、社会へ出る準備を一生懸命にして頂きたいと思います。