【南千住教室】7月①学校のテストの意味は?
2022年7月2日
こんにちは
南千住教室の鍵谷です。
いよいよ7月になりました。
夏休みはもうすぐ! がんばりましょう。
塾では11日(月)から夏期講習が始まります(~8月31日)。荒川区の公立小中学校の夏休み開始に合わせて、21日(木)より午前からの開室です。例年午前中は込み合い、座席がいっぱいになってしまうことがあります。その場合別の時間帯への移動をお願いしております。ご了承ください。
中学高校での期末テストの時期もあともう少しで完全に終わります。公立中の生徒の皆さんはテストの返却が終わり、各教科教科書の学習が進んでいます。7月に学ぶことは9月下旬からの中間テストの範囲となります。塾生の皆さんにはそのことをお伝えしております。
さて、小中高の主要5教科で求められているものは何なのでしょう。おそらくそれは再現力です。学校で学んだ問題とほぼ同じ問題や同じアプローチ法を採れば正解を比較的容易に導ける問題がテストでは多くを占めています。つまり再現することができさえすればいいわけです、多くの場合。
ただし、これがなかなか難しいのです。これにはいくつか理由が考えられますが、塾の生徒を見ていて思うのは、正解を「なぞる」時間が圧倒的に少ないのです。
勉強はなるべくならやりたくない。でもやらないといけないので、必要最小限に済ませてしまうため、なぞる時間が少なくなってしまいます。
ここでの「なぞる」とはただ書き写すことではなく、向上心を持って、そうなる理由を考えながら進めることをいいます。
よく学習においては思考力、創造性というのがキーワードになりがちですが、学校の主要科目の学習においては再現することが一番強く求められています。だから授業で学んだことが再びテストを通じて問われるわけです。
学校のテストに限定すると、創造性は正直必要ありません。創造性を養うには前段階において模倣が必要だとよく言われます。再現力、模倣を飛び越えての思考力や創造性の習得はないということになります。その意味で学校のテストで問われる再現する能力の有無は人生を左右するほど非常に重要なのです。