日本個別指導ブログ

【町屋教室】教員時代のこと~足立12中

2022年5月24日

町屋教室の今関です。

私のキャリアのスタートは東京都の公立中学校の教員でした。足立区立第12中学校に赴任しました。大学を出てすぐに何もわからないまま「先生」と呼ばれる立場になり、また当時は校内暴力の旋風の中、生徒指導に終われる毎日でした。技が何もないかわりに情熱とパワーにあふれていたので、ただ生徒たちにぶつかっていったのを覚えています。この生徒たちは今でも私のことを「先生、先生」と呼んでくれて、昨今はコロナ禍で開くことは出来ませんが、それまでは毎年クラス会を開いてくれていました。当時の学級委員の男子がいつも舞台裏をしきってくれて(公私にわたってお世話してくれています)、みんなに声をかけてくれています。「先生」とは名ばかりで先生らしいことはなにもやってあげられず、生徒たちには申し訳ないと思っていましたし、そのこともはっきりお話しました。でも、生徒たちはニコニコしながら集まってくれる。感謝です。

足立12中では6年間で、2年、3年、3年、1年、2年、3年の担任をやりました。どの学年のどのクラスの生徒にも思い入れがあります。6年目最後の担任をした生徒たちは、進路先も第一志望できちんと決まり1年からの持ち上がりということもあって、感慨深い教え子たちでした。とてもいい子達でした。12中の6年間で出会った生徒たちに、自分が教師としても、人間としても育てられたということを今でも実感しています。

この後、墨田区立錦糸中学校に転任します。この頃のお話は次回に・・・。