日本個別指導ブログ

【南千住教室】5月④世界遺産登録と社会科の勉強

2021年5月28日

こんにちは

南千住教室の鍵谷です。

 

報道によると、国際記念物遺産会議(イコモス)が、「北海道・北東北の縄文遺跡群」につき、世界遺産(文化遺産)への登録がふさわしい旨を勧告したとのことです。先日勧告されていた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(自然遺産)に引き続いての快挙ですね。これで、日本の世界遺産は25件目ということになります。今までの日本の世界遺産の一覧はコチラよりどうぞ(文化庁のホームページへ飛びます)。

さて、こうなると「社会科の受験に出る!」「世界遺産の名称を覚えなきゃ!」「場所も覚えなければまずい」となりますよね。もちろん中学受験においてそれは大切なことです。ですが、満点に占めるその点数の割合を考えると、それができないと受からないということでもありません。社会科で最も大切なのは、地理、歴史、公民の基本をしっかりとおさえることにあります。時事問題対策は年末年始に一気に暗記で間に合います。

地理では、水産業、農業、工業を軸に理解を深めましょう。歴史では、流れをつかみ、各時代のビッグイベントをおさえ、用語の意味を確認して下さい。また、公民では、日本国憲法、三権分立、国連など重要項目をしっかりと学んで下さい。テキストをきちんと反復することが理解向上への近道です。

ちなみに、南千住教室の小学6年生は「三権分立」の学習に入りました。「唯一の立法機関」や「内閣の助言と承認」「議院内閣制」など、聞きなれない言葉にみなさん四苦八苦されています。授業ではなるべくその労苦を減らすべく、入試で問われ易いことを中心に、細かいことを端折りつつ授業をしております。ここを乗り切れば社会科のゴールは見えてきます。がんばっていきましょう!!