日本個別指導ブログ

【南千住教室】4月③中堅の都立高校を目指そう②

2023年4月25日

こんにちは
南千住教室の鍵谷です。

さて、だいぶ間が空いてしましましたが、学校の学習と入試とのギャップについて簡単に触れたいと思います。前回のブログはコチラよりどうぞ。

 

国語や英語では、ともに長文問題がメインとして出てきますが、ここはしっかりと解き方をマスターしておくことが肝要かと思われます。学校の定期テストのように、見たことがある文章ばかりを解いていても、決して模試での偏差値はなかなか上がってきません。初見の長文を解く習慣が必要です。文章の構成を見抜き、論理的に処理する能力の育成が急務です。定期テストでは、初見問題を出す学校もありますがまだまだ少数派です。そのため日常的に初見問題対策をする必要性が感じられないのは当然といえます。

また、理科や社会では、定期テストの場合、正答を導くための条件が見抜きやすく、「苦労」して解答を出す訓練が少なくても事足りてしまうケースがほとんどです。受験生が苦手とする単元の一つに、電流と磁界があります。この単元の一つの目玉はオームの法則ですね。定期テストだと「V=RI」のように公式を覚え、問題文に出てくる数値(場合によっては少しの苦労はあるかもしれませんが)を代入してしまうことで正答が導けるようになっています。

ですが、都立入試での場合(年度によりますが)、オームの法則を覚えていても、「実験123,結果123」のように、どこの何をどのように(時には加工して)使えばよいかがすぐには見えないように作問されていますので、単純な定期テスト対策では全く対応できなくなってしまいます。

ここまで述べてきたことはあくまでも都立入試問題を念頭に置いています。したがって、学校の定期テストでの高得点を狙うためにはまた違った対策をしなくてはなりません。詳しくは述べませんが、学校のワークをすべて覚えてしまうくらいにやりこむ、対象部分の丸暗記などなど。

早いところではゴールデンウィーク明けから定期テストが始まります。学校によっては出題範囲が大雑把に伝えられているところもあるようで、それに向けてのインプット作業はなるべく今のうちから始めていくようにしましょう。

昨年の4月はこんなブログを書いていました。
お時間がありましたら、ぜひご覧ください。
4月①良き1年を!
4月②アンケートのご紹介
4月③教室だより「飛翔」4月号(昨年度版)
4月最初の定期テストに向けて