日本個別指導ブログ

【南千住教室】3月①中堅の都立高校を目指そう①

2023年3月3日

こんにちは
南千住教室の鍵谷です。

ちょうど先日都立高校の合格発表がありました。南千住教室では、中堅校の受験が多くなっていますので、今後入試を迎える中2生、中1生に対して学習アドバイスをさせて頂きたいと思います。

ここでお伝えしておきたいのは、
1.学校の定期テストの対策は超重要!
2.入試対応の「使える」知識づくり
の2点です。

多くの人はテスト対策で得た知識を「寝かせ」てしまっているのが現状です。あんなに苦労して得たものをそんな風にしてしまうのは大変にもったいないですよね。ちょうど学年末試験が終わっている頃だと思います。新学年に向けて、少しで今回述べるようなことを意識して頂けたらと幸いです。

学校で学んだことをそのまま放置していても決して得点力には結び付きません。大切なことはそれをいかにして「使える」知識に変換できるかにあります。というのは、学校の定期テストと受験問題では大きなギャップがあると思われるからです。

もちろんそのままで得点に結びつくものもあります。漢字の読み書きや計算問題です。ただし、それも使わないではさび付いてしまいますので、定期的にメンテナンスをしなければなりません。なるべくなら毎日のルーティンワークとしたいところです。学校や市販のテキストなどの活用をお勧め致します。

学校の定期テストは教科書の基本の理解が問われるものです。入試では教科書内容は逸脱しませんので、しっかりと定期テスト対策をすることが最も重要で、かつ基本的な受験対策になります。今回の定期テストの返却がされている頃だと思います。まずはしっかりとその復習、見直しからスタートしましょう。

受験対応の力を身につけるには、まずは学校の学習内容が理解できていることが最低条件になります。よく塾のテキストなどだけをこなし、手っ取り早くテスト対策を進めてしまう人がいますが、これは決してお勧めしません。苦労せずに手に入れたものなど、気づいたらなくなってしまっているのが落ちだからです。

これは勉強に限りませんよね。試合前日に練習しただけで「使える」プレーヤーなどほとんどいないに等しいと思われます。中にはものすごい人がいて、レギュラーレベルの力を発揮する人もいるかもしれませんが、そういう人はごくわずかなはずです。苦難の末に手に入れたものほど有効な武器はないのです。やるのならば、大げさかもしれませんが、一生ものの知識を手に入れるくらいの気持ちで取り組んでみましょう。

次回は具体的な教科を挙げ、ギャップの話をしていきたいと思います。

【おまけ】
昨年はこんなブログを書いていました。よろしければ、こちらもご一読下さい。
合格発表の夜に考える「非ゼロサムゲーム」
新年度に向けてのエール
いつもとは違った「景色」を楽しむために