日本個別指導ブログ

【南千住教室】12月④作文の添削とよいお年を!

2021年12月31日

こんにちは

南千住教室の鍵谷です。

 

今日は大晦日。令和3年の最終日です。いかがお過ごしでしょうか?

前回のブログでも触れましたが、来月から中学、高校、大学の受験が本格的にスタートします。そのうち高校の推薦入試では作文や小論文が課され、その完成度が合否を大きく分ける要因の一つとなっています。私立高校の単願推薦入試においては、各高校の作文テーマを見る限りでは、試験課題としての作文には形式的な役割しか与えられていません。しかし一方、都立高校の推薦入試では決してそうではなく、高倍率を突破するための重要な要素だと思われます。

▲細かくはお見せできませんが、こんな風にいつも添削しています。写真は最後の「総括」の部分です。

本日も塾生が書いた作文を添削しておりました。添削、斧正という漢字通り、大きくその内容(構成)を変えることはしません。たいていの場合構成には問題がないからです。よくアドバイスするのは、「外見と中身」「語彙」「直接話法と間接話法」でしょうか。おそらく容易にその内容に関してはご想像頂けるかと存じます。文章中にところどころ赤ペンでアドバイスを書き入れ、必ず最後に総括をしています。

添削をする上で、こちらも日ごろから研鑽を積まねばなりません。作文に限らず、指導において気を付けているのは過去の知見のみで対応しないようにすることです。日々指導者もアップデートをしていかなくてはなりません。例えば、国語でいうと20年前はほとんど見られなかった内容が文章題で出題されていることがあります。先日お教えした国語の文章の内容は、「AIと人間との比較」を言語学的視点から議論していくものでした。

これからも思潮になるべく敏感であるように努め、多様で、最高の指導ができるよう今後も努めてまいりたいと思います。来年もどうぞよろしくお願い致します。