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【南千住教室】12月①中学入試の直前期と保護者のお役目

2022年12月1日

こんにちは

南千住教室の鍵谷です。

 

中学受験生にとってはいよいよ本試験が目の前に迫ってきました。どの生徒も過去問演習+弱点対策の学習が中心となり、合格最低点や合格者平均点を越えるために今まで以上に学習に熱の入る時期と思われます。

12月4日(日)、11日(日)は受験前最後の模試となる人がほとんどではないかと思います。首都圏模試、合不合判定模試、サピックスオープンなどです。本試験を想定し弱点を洗い出す最後のチャンスです。返却された答案、結果に意気消沈…なんてこともあるかもしれませんが、あくまで模擬試験です。結果よりも内容の方に注目してみましょう。大切なのは試験後なのです。

まずは問題の仕分け作業が重要です。例えば、

A問題…きちんと正解できた問題
B問題…記述減点の問題
C問題…ケアレスミス、知識不足の不正解問題
D問題…解けそうで解けなかった問題
E問題…手も足も出なかった問題

などと分類してみましょう。管理上大変になるので、もっとざっくりとでもいいと思います。

ここでのポイントは、いかに解ける予定だった(!)C問題、D問題を今後正解に導けるようになるかです。うっかりミスや度忘れと考え自分を慰めることなんかよりも、全力でそれを正解にできるようになることが急務です。1題の配点が4点、5点と高く、合否に大きく影響してくるはずです。反省すべきはしっかりと反省し、それを1月に持ち越さないように。

12月、1月は追い込みの時期となります。得点できるはずのC問題、D問題の対策に全力投球です。もちろんE問題を取りに行く姿勢も重要です。ただ単に過去問を解いて勉強した気になるほど怖いものはありません。答案をつぶさに見、検討し、そのうえで有効と思われる対策をいち早く施すことが保護者の方のお役目の一つです。ご不明な点はお通いの塾の先生までご相談下さい。必ず有効な手立てをご教授下さるはずです。

直前期、体調管理にも留意しながら、ぜひ最高のパフォーマンスが本番できるようがんばっていきましょう!